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対立を恐れていませんか?

以前読んだ加藤諦三さんの言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理 (PHP新書)をまた読み返しています。



この本は、自己肯定感をあまり尊重されない家庭に育った「恥ずかしがり屋」の人を
テーマに書かれています。

この本で言う恥ずかしがり屋の人というのは、
自分の意見をはっきりと伝えることのできない人のことです。
嫌なことを嫌と言えない、
してもらいたいことを「お願いします」と言えない
人です。
いつも周りの人の反応を見て決めようとする、
自分では何が良いのか悪いのか決断が出来ない
人のことです。
つまり、人とコミュニケーションがとれない人です。

このような方は、自分のしたいこともしたくないことも人に伝えないで我慢ばかりしているので内面では不満が積もり積もっていて、人に対しての恨みが深く、大体において人が嫌いです。


この本では、そういう方が何故そのように育ったのかその仕組みのようなものを説明されており、
大変勉強になります。


例えば何故恥ずかしがり屋がはっきりと意思を伝えられないのかという疑問には、

 迷惑をかけて嫌われたくない
 図々しい人だと思われたくない
 皆から気に入られたい
 自分をよく見せよう、失敗するまいということばかりに気がいっている
 従順が美徳だと教わって育った

というようなことを挙げています。


私も自分の体験からも、上のことは本当にそうだなと思います。
人生なんて失敗から学ぶことが多いものですが、恥ずかしがり屋は失敗をすると
すごく辱められたり責められたりした経験から、絶対に失敗はするまいと信じて育ったりします。
だから、失敗するかもしれない(=否定されるかもしれない)発言は言えない。
だから、自分が安心できる環境でないところでは緊張してしまう。

つまり、自分の意思をはっきり伝えて、相手がそれを拒否したらもうそれでおしまいだと思っている
のだと思います。「対立」は悪いものだと思っているのです。


でも、本当は対立は悪ではないのではないかということに最近私も気が付きました。


人は皆違っているものです。
だから意見の対立は起きて当然です。

それなのに、恥ずかしがり屋は
自分と違っているから相手は間違っているとか、
皆と違っているから自分は間違っている
というように考えてしまう。

この世には正しい答えが一つしか存在しないという有り得ない考えを信じているからです。
子供のときに、そうだと教えられることが多いからですね。

でも実際には、世の中には正しいこと、間違っていることは複数同時に存在していて、
時にそれらは矛盾します。


有名なハーバード大学のマイケルサンデル教授の授業でもそんな例を取り上げていますよね。

運転している電車のブレーキが壊れてしまった。
このまま走り続ければその先で働いている5人の作業員を轢いてしまう。
しかし、側線にハンドルを切ることもできる。
ただし、そうすればその先で働いている1人の作業員を轢いてしまうことになるが、
さっきの5人の命は救える。
一体どちらが正しい行動なのでしょうか?と。


この問いに絶対の正解はないと思います。
どちらを選んでも人の命を奪ってしまうからです。
そしてどちらを選んでも人の命を救えます。
どちらを選んでも間違いだし、どちらを選んでも正解です。


こんな風に、ある一方から見れば正しいことがもう一方から見れば間違っている
ということがあるのが、人生ではないかと思います。
一つの正しい答えなんてないのです。


そんな時に、「自分はこっちが正解だと思う!」と言い切ることには勇気が要ります。
間違いだ!と言われる可能性が高いからです。
でも、正解である可能性も同様に高いですよね。

そんな時、はっきりと自分の意見が言える人は分かりやすいし、
自分の望むことが叶う可能性が高いですよね。

自分を満たすということは、自分の望みを自分で叶えていくこと
その為に自分のことを相手に伝えることが出来ることではないかと思います。
特に、どうして自分はこうしたいのかを相手に伝えることってとても大事です。

これを恥ずかしがり屋の人は(私を含め)避けてきました。
伝えると自己中心的だと思われるのではないかと恐れ、
自分の望むことを何一つ伝えないまま、
相手にそれを汲みとってくれることを期待し、裏切られて傷つき、
結局主張した人の意見に流されてしまう…。
そして人をまた嫌いになる。という悪循環を繰り返してきました。


これを断ち切るためには、恥ずかしがり屋は、まず
対立は悪いものではないことを学び直すこと
たとえ反対意見であっても、自分の意見を言うことが悪いことではないことを学ぶこと
そして、
健全なコミュニケーション方法を学ぶこと

が必要ではないかと思います。


そうです!親がこう教えてくれなかったからとか、私はこんな風に育ったから…
という行き場のない過去に逃げる必要はもうないのです。

私たちは、いくつになっても新しく学べるのです。
そう考えるとワクワクしてきませんか?

ちなみに、健全なコミュニケーションの中には、
自分の意見をはっきりと言う だけではなく、
「相手の意見をきちんと聞く」ということが含まれています。

そうなんです。自己主張をする=自分の考えだけを押し通すのではないのです。
自己主張をする=相手の意見も聞く
そしてどちらが正しいかを議論するのではなくて、
さぁ、意見は異なるみたいだけどどうする?と話し合いを始めることなんです。


なんだか人生行き詰まりだなぁなんて思われている方は、
コミュニケーション方法を学んでみることお勧めですよ☆


暑くなってきましたが、みなさまお身体お大事にしてくださいね。
読んでくださってありがとうございました。


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2012/07/11 (Wed) 14:09 | まとめwoネタ速neo
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